キャリアプランについて
ちから箱では社員の事をパートナーと呼びます。
これは、「社長やベテランの先輩社員たちと、パートナーとして仕事をするんだ」という自覚を求めている考えでもあります。
一方で、キャリアをこれから積んでいく若い人にとっては、いきなり社長から「パートナーでしょ?」と言われても困ってしまいます。
ちから箱では「新入社員」が「パートナー」になるまでのサポートも行います。
「新入社員」は「パートナー」としての自覚を持ちつつ、必要とされる技術力を先輩と共に仕事をする中で身につけていただきます。
モデルケース
入社する人のスキルや性格、仕事の状況等によって変わりますが、一般的な構造設計者のキャリアについて以下に示します。
- 1年目作図
- 基本的に1年目はCADの作図(基本的にAutoCADを使用)します。
作図を通して、構造的に必要な部材や、各部材の取り付きや納まり等、基本的且つ大切な事を学びます。
- 2年目二次部材の設計
- 二次部材と呼ばれる、小梁やスラブ等の検討を行います。
最初は単純梁や片持ち梁など簡単なモデルで検討を行って、計算書作成の基本を学びます。
- 3年目主架構の設計
- 大梁や柱など、主架構の検討(基本的に一貫構造計算ソフトSS7を使用)を行います。
建物規模や複雑さによって設計難易度は大きく変わります。
- 5年目打合せ
- このころになると一通りの設計は行っているため、取引先と打合せを行います。
ただし、新技術や建物形状に合わせた多岐に亘る設計方針などが存在し、勉強し尽くす事はありません。
これまで学んだ事より更に広く知り、深く理解をする事が必要になります。