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「誰が飯を食わせてやってると思ってるんだ!」

これは私が思春期の頃、父親によく言われていた言葉です。

そして、そのころから長い時間が経ち、当時を振り返ってみて今強く思うことは、父親の言葉の中に「自分で食べていける力」が大切なのだという強いメッセージが込められていたということです。

一言でいいかえるならば「自立」です。

もちろん、何をするにも一人では限界があり、その限界を超えていくためには“パートナー”の力が必要だということは、弊社の経営理念の説明の中にある通りで、私もそのとおりだと思います。

しかしながら、「自立」した人間同士がお互いを尊重しあった上でパートナーシップを組むからこそ強いチームができるのであって、最初から依存するような関係でパートナーを組んでも強いチームは決して作れないのではないかとも思うのです。

私は、パートナー全員に一人になっても食える「自立したパートナー」に成長して欲しいといつも伝えています。



我々の本業は建築物の構造設計業務です。

つまり弊社の場合、パートナーの「自立」とは、小さなプロジェクトであれば一人でやり切れるような構造設計者になることが、ひとつの目安になります。

しかし、どんな技術職にも共通する課題だと思いますが、 一人の技術者が一人前に成長するまでには途方もなく長い時間が必要です。

そのパートナーが成長するまでの途方もなく長い時間を、いかにマネジメントしていくか?それが、代表としての私の役割だと考えています。



最近、サード・プレイスという言葉をよく聞きます。

家と会社以外にも自分の居場所を持っておこうという意味だろうと思いますが、それはおそらく家庭あるいは会社が、ストレスが多くとても居心地の悪い場所になってしまっているからではないでしょうか?

サード・プレイスを持つこと自体はすばらしいことだと思いますが、それが居心地の悪い家庭や会社から逃げるための言い訳になってはいけないと思います。



家庭や会社で充実した人生を送る。

その人生をよりいっそう輝かせるために、サード・プレイスをもつ。

というのが理想ではないでしょうか?



私は会社が単なる働く場所としてではなく、パートナーが心地よく成長していくため、もっともっとワクワクする場所であるべきだと思っています。

パートナーが限りなく成長していくための場所、つまり「ちから箱」をもっとワクワクする会社にする!

それが私の使命です。


株式会社ちから箱 代表取締役 森保直也